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2013年6月12日 (水)

描線の色

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練習作として、4×4cmくらいの写本装飾画をいくつか制作中。いずれも原画は8世紀ケルト様式のものです。

本来のケルト様式では、絵の具+筆で描線をひくのがデフォ。今回はオリジナルのミニアチュールに応用するための研究がてら、3種類異なるやり方を試してみてます。どういうのが自分にとって「イイ感じ」になるんだろ?tulip

写真いちばん上の編み編み「A」の描線は、0.1mmのピグマ・黒。主張の明確なキリッとした絵になる反面、マンガちっくになる感じもします。

右下の魚タックルは、0.05mmのピグマ・セピアカラー。この太さでこの色なら案外ケルト様式にしっくりはまるような。ちょっとモダンなケルト絵になる印象です。
ただしピグマだから線のゆがみがダイレクトに目立つし、1回描線が途切れたあとはうまくつながないと「だま」ができる。筆の場合よりも慎重に線をひきました。

左下のゼンマイ詰め合わせセット(そんなわけない)は、伝統に立ち戻って絵の具+筆。ただしこれでは着彩するとおそらく描線がぼやけてくるので、仕上げにもう1度ラインをなぞり直すと思います。2度手間ですgawk

まだまだ色々、やってみます。

しかし中世写本装飾画制作の修道士たちは、よくまあ日がな一日自然光のもとにはりついて、こんな肩の凝る細かい作業をこなし続けたものです。今、日本に生まれてたら、絶対東テレの全日本フィギュア選手権に出てるよなshine 修道士の根性と集中力、すごい。

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